2011年12月27日
イヴの雨男と雨女
ゆる~いnaiaiさんから「えいっ」っとバトンを受取りました、
前に「駅伝小説」のタスキを二番手に引きつぎましたが、今度は「滋賀のオススメ」のバトンです。
しかも2011年最後のアンカーとか‥
おろおろと緊張に固まった(ワラワラ)「風のつぶやき」の「風」のウフッ、ちょっと浪漫な話しです。
さて、滋賀のオススメと言われれば、やはり信楽なんです。
でも、今までに十分紹介された焼物や、イベントではありません。
松江に小泉八雲がいて、
みちのく岩手県に「遠野物語」があるように‥‥
むかし鹿深(カフカ)と呼ばれた甲賀地域は低い山々に囲まれ、時には深~い森の中にあり‥
ここは「トトロの森」のよう‥
フランスから来ていたベロニカさんは、いつもそんな表現をしていました。
彼女は地理学を専攻し「博士号」を修得する論文を書くため、
石川県の能登にするか信楽か、迷っていたそうですが‥
彼女は信楽の空や雲、木々をわたる風の音、朝日夕陽、霞み立つ春から霧の濃い冬越えるまで~
自然の様々な移りゆきと、そこに営まれる「暮らしの文化」‥に
彼女だけの「トトロ」を目に映したのでしょう。
さて、それではクリスマスイヴの日に見た 風のトトロの寓話でも一つ(笑)

イヴを祝う昼下がりのことだった /すいれん鉢に陽が当たり水草に散る
紅葉一葉 /
あら、きれい‥
まるですいれん鉢に落ちた流れる星みたい~♪
/グレーのコートにスミレ色のセーター/コートの襟を無造作に立てたちょっとボーイッシュな麗人は/はしゃぎながら/時おり空を見上げる/
大丈夫かなあ‥/そんな表情や一つ一つの仕種まで/まるで舞台の1シーンを見てるようだった
大丈夫かなあ‥/陽射しが遮られて雲が出てきた/そしてまた空を見上げる/一葉の紅葉と雲の様子に心奪われながら/"ウン、でも大丈夫"/一人頷いて‥/森の方向に歩き去っていった
そろそろ黄昏れてきたか‥
夕暮れゆく空を見上げながら/男は目を輝かせた/落日に染まる小さな雲に悦びを隠さず/大丈夫、キット晴れる/独り言をつぶやき/ふとサッキの女性と同じすいれん鉢をジッと見つめ/忙しそうに一眼レフを構えた/息をつめ何枚か写し撮りながら/また曇りがちになる空が気になるのか/シバラク雲の流れを眺めていた/
そろそろ暮れ始めてきた空から/白い粉雪が舞いはじめる/"アアッやっぱりダメか"/男は焦げ茶の厚手のコートの襟を立て/森に向かう方向に歩いて行った

「閑話」
ここまでの話が‥偶然だったか、どうだったか(笑)それを知るスベはないが‥
アハッ、その手がかりはある。
ある日、"信楽って星がきれいなんですってね、"今度見に行きたいんですが‥"勝手に行ったら"と冗談を云いながら、陶芸の森の「星のひろば」まで丁寧な地図を書いてやった。
しかし"月曜日は上まで上がれないよ"と言葉を添え‥それで誰と!と聞いてやった、ワラワラ♪
口ごもっていたから‥わかった!わかった!アハハ、突然角(カク)サンになり問い詰める(笑)
そして月曜日の7時くらいに"今、風さんの家の山にいます"
可哀相に(>_<)ヒィヒィ、曇り空の夜でした。
せっかく、冬の星空を見て恋の会話でも交わせるハズだったのに‥
翌日聞いたら"曇り空なら上出来とか"‥チャカッリ家に上がり紅茶を飲み、話に花が咲いたとか‥(ハックション)
おっと、寄り道すれば新年になる、先を急ごう!

女は信じてやって来た
きょうの聖夜に星空が見られれば/アナタは大なる幸せを手にするでしょう‥/それはトトロの森で、/不思議な夢だった/‥あんなにスノーマンのマークばかりだったのに~♪/
男は信じてやって来た/
イヴの夜に‥冬の星が見られれば/アナタは大なる幸運を手にするでしょう‥/それはトトロの森で、/不思議な夢だった/‥あんなにスノーマンのマークばかりだったのに~♪/
風が止み小さな粉雪も舞うのを止めた/急に夜空が広がった/星が光る/夜空が広がった/冬の星座が真上から降り落ちてくる
女は思った/男は思った/‥あの美しいすいれん鉢の紅葉の一葉/あれはキットこの夜空に大きく輝く/ポラリスの化身の暗示/
女は手を広げ天を仰ぐ/どこからか流れるsilent・night/麗人は舞った/いま輝く星となり/森の丘に立つ
男は一眼レフを三脚に付け/長い露光を星座に向ける//そして見た!/丘に立つ妖精のような麗人を‥
さて、聖夜は過ぎた‥しかし2012に、また訪れる
毎年、毎年‥この青い生命の星が永遠なることをねがい
この寓話はここで終る。
アナタはこんなオトギ話を信じますか~、それが信楽のオススメ・トトロの森の不思議です

わたしの家に来た若者の男の名前なんて知った事か! 女性の名前は「ちえ」ちゃんと言う、
二人揃って「雨男」と「雨女」(笑) せめて、雪女なら面白いのに‥アハハ(大笑)
では、2012の年始をかざっていただくのは、滋賀咲く我等がエース「人生気まぐれメモ」のあつさんです。バトンを引き継いでいただきます!
前に「駅伝小説」のタスキを二番手に引きつぎましたが、今度は「滋賀のオススメ」のバトンです。
しかも2011年最後のアンカーとか‥
おろおろと緊張に固まった(ワラワラ)「風のつぶやき」の「風」のウフッ、ちょっと浪漫な話しです。
さて、滋賀のオススメと言われれば、やはり信楽なんです。
でも、今までに十分紹介された焼物や、イベントではありません。
松江に小泉八雲がいて、
みちのく岩手県に「遠野物語」があるように‥‥
むかし鹿深(カフカ)と呼ばれた甲賀地域は低い山々に囲まれ、時には深~い森の中にあり‥
ここは「トトロの森」のよう‥
フランスから来ていたベロニカさんは、いつもそんな表現をしていました。
彼女は地理学を専攻し「博士号」を修得する論文を書くため、
石川県の能登にするか信楽か、迷っていたそうですが‥
彼女は信楽の空や雲、木々をわたる風の音、朝日夕陽、霞み立つ春から霧の濃い冬越えるまで~
自然の様々な移りゆきと、そこに営まれる「暮らしの文化」‥に
彼女だけの「トトロ」を目に映したのでしょう。
さて、それではクリスマスイヴの日に見た 風のトトロの寓話でも一つ(笑)

イヴを祝う昼下がりのことだった /すいれん鉢に陽が当たり水草に散る

あら、きれい‥
まるですいれん鉢に落ちた流れる星みたい~♪
/グレーのコートにスミレ色のセーター/コートの襟を無造作に立てたちょっとボーイッシュな麗人は/はしゃぎながら/時おり空を見上げる/
大丈夫かなあ‥/そんな表情や一つ一つの仕種まで/まるで舞台の1シーンを見てるようだった
大丈夫かなあ‥/陽射しが遮られて雲が出てきた/そしてまた空を見上げる/一葉の紅葉と雲の様子に心奪われながら/"ウン、でも大丈夫"/一人頷いて‥/森の方向に歩き去っていった
そろそろ黄昏れてきたか‥
夕暮れゆく空を見上げながら/男は目を輝かせた/落日に染まる小さな雲に悦びを隠さず/大丈夫、キット晴れる/独り言をつぶやき/ふとサッキの女性と同じすいれん鉢をジッと見つめ/忙しそうに一眼レフを構えた/息をつめ何枚か写し撮りながら/また曇りがちになる空が気になるのか/シバラク雲の流れを眺めていた/
そろそろ暮れ始めてきた空から/白い粉雪が舞いはじめる/"アアッやっぱりダメか"/男は焦げ茶の厚手のコートの襟を立て/森に向かう方向に歩いて行った

「閑話」
ここまでの話が‥偶然だったか、どうだったか(笑)それを知るスベはないが‥
アハッ、その手がかりはある。
ある日、"信楽って星がきれいなんですってね、"今度見に行きたいんですが‥"勝手に行ったら"と冗談を云いながら、陶芸の森の「星のひろば」まで丁寧な地図を書いてやった。
しかし"月曜日は上まで上がれないよ"と言葉を添え‥それで誰と!と聞いてやった、ワラワラ♪
口ごもっていたから‥わかった!わかった!アハハ、突然角(カク)サンになり問い詰める(笑)
そして月曜日の7時くらいに"今、風さんの家の山にいます"
可哀相に(>_<)ヒィヒィ、曇り空の夜でした。
せっかく、冬の星空を見て恋の会話でも交わせるハズだったのに‥
翌日聞いたら"曇り空なら上出来とか"‥チャカッリ家に上がり紅茶を飲み、話に花が咲いたとか‥(ハックション)
おっと、寄り道すれば新年になる、先を急ごう!

女は信じてやって来た
きょうの聖夜に星空が見られれば/アナタは大なる幸せを手にするでしょう‥/それはトトロの森で、/不思議な夢だった/‥あんなにスノーマンのマークばかりだったのに~♪/
男は信じてやって来た/
イヴの夜に‥冬の星が見られれば/アナタは大なる幸運を手にするでしょう‥/それはトトロの森で、/不思議な夢だった/‥あんなにスノーマンのマークばかりだったのに~♪/
風が止み小さな粉雪も舞うのを止めた/急に夜空が広がった/星が光る/夜空が広がった/冬の星座が真上から降り落ちてくる
女は思った/男は思った/‥あの美しいすいれん鉢の紅葉の一葉/あれはキットこの夜空に大きく輝く/ポラリスの化身の暗示/
女は手を広げ天を仰ぐ/どこからか流れるsilent・night/麗人は舞った/いま輝く星となり/森の丘に立つ
男は一眼レフを三脚に付け/長い露光を星座に向ける//そして見た!/丘に立つ妖精のような麗人を‥
さて、聖夜は過ぎた‥しかし2012に、また訪れる
毎年、毎年‥この青い生命の星が永遠なることをねがい
この寓話はここで終る。
アナタはこんなオトギ話を信じますか~、それが信楽のオススメ・トトロの森の不思議です

わたしの家に来た若者の男の名前なんて知った事か! 女性の名前は「ちえ」ちゃんと言う、
二人揃って「雨男」と「雨女」(笑) せめて、雪女なら面白いのに‥アハハ(大笑)
では、2012の年始をかざっていただくのは、滋賀咲く我等がエース「人生気まぐれメモ」のあつさんです。バトンを引き継いでいただきます!
Cafe Hag Hag のご紹介
心も身体も喜ぶ「さいさいマルシェ」♪♪
羊毛の楽しさやあったかさを感じるHITSUJI旅行社
手作りのほっこり時間
NOBODAへおこしやす(*^_^*)
癒しの野洲川河川公園
心も身体も喜ぶ「さいさいマルシェ」♪♪
羊毛の楽しさやあったかさを感じるHITSUJI旅行社
手作りのほっこり時間
NOBODAへおこしやす(*^_^*)
癒しの野洲川河川公園
Posted by 滋賀咲くブログスタッフ at 18:06│Comments(6)
│ブロガーさん記事
この記事へのコメント
信楽のトトロの森のお話、信じます☆
来年のイブには、聖夜の星空に出会う為、
信楽の『星の広場』に出掛けてみたくなりました。
そこには雨女もびっくりな満天の星がきっと輝いていそうです☆
風様のお話を信じる人々が、信楽のトトロの森で聖夜に出会い
夜空の星達から幸せをもらう。
電飾のイルミネーションとは少し違う感慨かもしれません。
やっぱり 信楽の森ありき!のお話ですね。
素敵なイブのお話、信じます☆
グレーのコートの雨女さんと、こげ茶色のコートの雨男さん、
お二人とも「雨女」「雨男」を返上して
すみれ色のカクテルで乾杯して The end でしょうか?
そんな 空気と緑の美しい信楽をずっと守って行かないと!
来年も イブの空にキラキラ☆が輝きますように。
「信楽」バンザイ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
来年のイブには、聖夜の星空に出会う為、
信楽の『星の広場』に出掛けてみたくなりました。
そこには雨女もびっくりな満天の星がきっと輝いていそうです☆
風様のお話を信じる人々が、信楽のトトロの森で聖夜に出会い
夜空の星達から幸せをもらう。
電飾のイルミネーションとは少し違う感慨かもしれません。
やっぱり 信楽の森ありき!のお話ですね。
素敵なイブのお話、信じます☆
グレーのコートの雨女さんと、こげ茶色のコートの雨男さん、
お二人とも「雨女」「雨男」を返上して
すみれ色のカクテルで乾杯して The end でしょうか?
そんな 空気と緑の美しい信楽をずっと守って行かないと!
来年も イブの空にキラキラ☆が輝きますように。
「信楽」バンザイ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
Posted by 華笑 at 2011年12月27日 21:01
いいですね・・・・・
信楽・・トトロの森・・・
結婚前、数年、勅旨の沢出のバス停から歩いて1分
離れを借りて、ひとり住んでいました。
35ねんまえの はなしです なつかしいです
信楽・・トトロの森・・・
結婚前、数年、勅旨の沢出のバス停から歩いて1分
離れを借りて、ひとり住んでいました。
35ねんまえの はなしです なつかしいです
Posted by 酒人
at 2011年12月28日 00:49

華笑さん
早速の感想を頂きましたね、ほんとうは もっとロマンティックな
会話や、物語にしたかったのですが・・・ヤハリ(笑)尻スボミ~!
滋賀のオススメと、何やらかんやら・・・ うん、また別の機会に・・
いや、チョッと ヅカを見ましたが なかなか、気恥ずかしくて(笑)
「閑話」は、ほんとうの話、可哀想に・・多分、信楽の満天の星を
見た時に きっと雨男と雨女の 恋は成就し 結ばれそうです。
「神山(コヤマ)」の方には ”京大の天体観測所”もあり、綺麗ですよ
特に 深々と冷える 冬の夜空に一際キラキラ光るポラリスは・・・
まるで「星空のソナタ」です、、こんな浪漫ある話を まとめて イヒ、
しがらき「PHOTO文庫」ニしたいですね^^^ うふふ、
つまらない「尻スボミ」の 物語おつきあい 頂きありがとうございました
早速の感想を頂きましたね、ほんとうは もっとロマンティックな
会話や、物語にしたかったのですが・・・ヤハリ(笑)尻スボミ~!
滋賀のオススメと、何やらかんやら・・・ うん、また別の機会に・・
いや、チョッと ヅカを見ましたが なかなか、気恥ずかしくて(笑)
「閑話」は、ほんとうの話、可哀想に・・多分、信楽の満天の星を
見た時に きっと雨男と雨女の 恋は成就し 結ばれそうです。
「神山(コヤマ)」の方には ”京大の天体観測所”もあり、綺麗ですよ
特に 深々と冷える 冬の夜空に一際キラキラ光るポラリスは・・・
まるで「星空のソナタ」です、、こんな浪漫ある話を まとめて イヒ、
しがらき「PHOTO文庫」ニしたいですね^^^ うふふ、
つまらない「尻スボミ」の 物語おつきあい 頂きありがとうございました
Posted by 風
at 2011年12月28日 16:20

酒人さん、
「麗人」・・・の言葉に引かれてコラレタとばかり・・・
不思議な「ご縁」ですね~♪
「沢出」といえば 「茶屋出」とは 同じ勅旨。 それに近いですものね、
でも、35年前・・・なら、私は京都、やっと20年たちました~!
ふた昔前の しがらき人ですが・・・ こんな寓話に誘われて来たのでしょう、
そんな 気がしてなりません! ご縁があれば・・・ トトロの森で出会えること
でしょう・・・
ありがとうございました。
「麗人」・・・の言葉に引かれてコラレタとばかり・・・
不思議な「ご縁」ですね~♪
「沢出」といえば 「茶屋出」とは 同じ勅旨。 それに近いですものね、
でも、35年前・・・なら、私は京都、やっと20年たちました~!
ふた昔前の しがらき人ですが・・・ こんな寓話に誘われて来たのでしょう、
そんな 気がしてなりません! ご縁があれば・・・ トトロの森で出会えること
でしょう・・・
ありがとうございました。
Posted by 風
at 2011年12月28日 16:28

読み応えのあるブログですね!勉強になります。
これからも楽しみです。
これからも楽しみです。
Posted by ケンジ at 2012年01月04日 23:25
ケンジさん 初めまして・・・
ありがとうございます。 市民ネットをされてるんですね~
おまけに「短歌」と・・・読ませてもらいました、、面しろいので
PCのお気に入りに入れさせてもらいました。
これから、ドンドン素晴らしい記事が 続きますので、
よろしく ご愛読ください ペコリ、
ありがとうございます。 市民ネットをされてるんですね~
おまけに「短歌」と・・・読ませてもらいました、、面しろいので
PCのお気に入りに入れさせてもらいました。
これから、ドンドン素晴らしい記事が 続きますので、
よろしく ご愛読ください ペコリ、
Posted by 風
at 2012年01月05日 13:39
